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節分の由来や意味は?子ども向け簡単に説明「鬼は外」の鬼とは?

節分の由来や意味をご存じですか?

昔は、節分の豆まきは、最もその家で強いとされる家長でしたが、今では、子供の役目で楽しみながらする家庭も増えてきたのではないでしょうか?

豆を投げるのが楽しくて、豆まきをしていましたが、きちんと由来や意味があったんですね。

そこで、節分の由来や意味を調べてみましたので、最後までご覧下さい。

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節分の由来や意味は?

節分の由来は「季節の分かれ目」ということから来ています。

日本には「四季」という言葉があるように、季節が分かれるという事は、昔から大切な意味があります。

この季節の分かれ目には「邪気」が入ってきやすいと考えられています!

そして、この時に豆まきをするという理由は、「邪気を払う」という事が行われたことが関係しています。

節分の中で、冬から春になる「立春」が、特に注目されるようになり、立春の前日、節分の日とされました。

2019年は2月3日(日)が、節分の日となります。

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なぜ豆まきをするの?

鬼は、「邪気の象徴」と考えられていて、平安時代では宮廷儀式として「鬼払い」という儀式が行われていました。

更には節分の時期には「豆うち」という儀式が行われていたものが合わさり、室町時代から江戸時代ぐらいになると、今のような「豆まき」というものになり庶民の間にも広まったと考えられます。

昔は病気など、邪気が原因でなるというように考えられていたので、「邪気を払う」というのは極めて大切な儀式でした!

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なぜ「豆」なの?

この邪気を払うということに、「豆」を使用した理由として、果物や穀物には大きな力があるという事が考えられていたということがあります。

人々が農産物を食べる事で生活をするようになったという事もあります。
また、農産物が急激に成長するという姿に神秘的なものを感じていました。

そのため、祭りなどの時にはこうした穀物や果物が奉納されています。

特に日本では、「五穀」というものが大切に扱われています。

「大豆」は五穀の中でも、お米に次ぐ重要なモノと考えられていたため、これで邪気を払う事が出来ると考えられた。

他にも色々と諸説があります。
大豆は、お米よりも大きいのでお祭りなどの儀式のときに見えやすく、投げやすい。
とか、鞍馬の鬼退治の伝説で使用されたというようなこともあるという説もあります。

更には、悪魔の目が豆(魔目=まめ)ということになったとも言われています。

色々と説はありますが、大豆には「大きな力」があるという事が昔から考えられていたので、豆まきで使用されるようになりました!

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なぜ「鬼は外、福は内」っていうの?

「鬼は外、福は内」と言いながら、豆まきをしますが、単なる『鬼』を外に出すという事ではありません。
邪気払いで、原因となる病気やその他の災い全てを外に出すということなんですね!

今では、「鬼」のイメージになっていますが、昔は、悪い事全てが「鬼の仕業」というように考えられたので、この悪い事全てを外に出すというのが目的で「鬼は外!」という言葉が使われています。

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豆は必ず炒ったものを使用しましょう!

豆で災厄を払っているので、その豆から芽が出てくるというような事があってはならないという考えがあるからです。

豆は予め前日に炒っておき、神棚に備えて、それを使用するようにしましょう!

豆まきは夜にしよう!

豆まきは『夜』にするのが慣例で、これは夜に鬼がやってくるという事から来ていると考えられています。

昔から邪気が夜に出て来るという考えもあったり、夜は鬼などの妖怪が出てくる時間と考えからきています。

節分の由来や意味のまとめ

節分の豆まきは、「邪気払いや病気の予防」という大切な行事だったんですね。
鬼というのは、「邪気の象徴」でした!

今では、楽しみながら伝統の豆まきをしていますが、悪いことをする鬼(邪気)や健康を願うの一緒ですよね。このような風習は守り続けていければいいなぁと思っています。

 

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