お正月の飾りといえば「鏡餅」ですよね!
鏡餅を飾る日は、12月28日までに飾るか、遅くとも30日に飾りつけしましょう!
では、鏡餅を飾る場所や鏡開きはいつなのか、意味も一緒にお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
鏡餅を飾る意味とは!
鏡には「神の魂が宿る」と考えられていたので、伊勢神宮はじめ、多くのところが鏡をご神体とされています。「鏡餅」はご神体である丸い形の鏡に似ているため名づけられました。
日本神話の中で、天照大神から授かった三種の神器(鏡・玉・剣)を鏡餅で表しているとも言われています。
お餅を二段に重ねるのは、おめでたいことを重ねたいなどの願いがこめられています。
鏡餅はどこに飾るのが一番いいの?
鏡餅は、お正月の間、年神様の居場所なので上座にあたる「床の間」に飾るのがベスト!
床の間がない場合は、玄関から一番遠~いところに置くようにすると良いですね。
飾る場所は、玄関は「下座」にあたるので、家の「上座」になるところに飾ると神様に失礼がないです。
くりぃむしちゅーのハナタカで言ってたよね。
しかも神様なので、できるだけ人の目線より上に飾るようにって!
僕の目線的には・・・全部クリア!
鏡開きはいつなの?
年神様がいらっしゃる松の内の間(1月1日~1月7日)は飾っておきます。
松の内が過ぎたら下げて、年神様をお送りして、お餅を美味しくいただきます。
鏡開きは多くの地域では「1月11日」ですが、関西だと「1月20日」で京都やその近郊だと「1月4日」という場合もあり地域によって違います。
もともとは20日正月だったため、1月20日に鏡開きをしていましたが、徳川三代将軍である徳川家光の命日が4月20日だったため、20日に行うことを避け、1月11日になりました。
徳川幕府の影響力が低い関西は、1月20日のまま鏡開きが行われているようです。
なんで鏡開きっていうの?
武家社会が由来ということもあり、包丁で切るのは切腹を連想させ、縁起が悪いと考えられたため、手や木槌などで割ることになりました。
「割る」という表現も縁起が悪いため、末広がりを意味する「開く」を使って「鏡開き」というようになりました。
鏡開きをしたお餅の食べ方は?
鏡開きをした後のお餅の食べ方は、特に決まりはありません。
お雑煮やおしるこなど自分の好きな食べ方でもいいんですね。一般的なお雑煮やおしるこでもいいですし、もちピザやもち入りもんじゃなどの色々な楽しみ方をしてもいいですね。
鏡餅を飾る場所は玄関やトイレは?のまとめ
毎年、飾っている鏡餅ですが、神様の居場所だったんですね。
なので、神様は上座に飾りましょう~!
私はいつも玄関に飾っていましたが、まさか下座だったとは知りませんでした!
トイレも不浄な場所なのでダメですよ~。
いい年神様にきてもらうためにも、飾る場所は家の上座に飾りましょう。
そして鏡開きには、健康と幸福、長寿を願いして鏡餅を美味しくいただきましょう。