ここ数年、地震や豪雨など災害などが増加しています。
また、スマートフォンは普段の生活に欠かせないものとなっており、災害のときにも、安否確認や重要な連絡にも使われています。
しかし、災害時に、携帯電話がつながりにくいという報道もよく聞きます。
そこで、いざという時は、いのちをつなぐ「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」というフリーWi-Fiを利用できるようになりました。
今回は、
- 00000JAPANとは何か
- アプリは必要?
- 00000JAPANの使い方は?
- 00000JAPANの注意点とは!
について調べてみました。
どうぞ最後までお楽しみくださ~い\(^o^)/
00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)とは
この00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)とは、災害時などにドコモ、au、ソフトバンクの携帯会社がキャリア関係なく、無料で開放する『公衆無線LANサービス』です。
これは、「一般社団法人無線LANビジネス推進連絡会」(Wi-Biz)が取りまとめたガイドラインに基づいて実施される民間の取組です。
00000JAPANは、発動された場所で利用が可能。
発動情報は以下のサイトから確認できます。
●災害用統一SSID 00000JAPAN (ファイブゼロジャパン)について
https://www.wlan-business.org/customer/introduction/feature
この00000JAPANは、2016年の熊本地震で、初めて提供されました。
これは大地震のとき、大勢の人が連絡したことでアクセスが集中し輻輳(ふくそう)が発生。そして、電話がつながりにくい状態になりました。
※輻輳・・方々から集まって来ること。寄り集まって込み合うこと。
そのため、災害時などは00000JAPANが提供されるようになりました。
00000JAPANはアプリや使い方は?
アプリは必要?
緊急時に『公衆無線LANサービス』を無料開放するため、アプリの取得は必要ありません。
00000JAPANの使い方は?
00000JAPANは、パスワードやメールアドレスの登録は一切不要。
- どの通信会社でも無料で利用できる。
- 格安ケータイやWi-Fi接続できる機種なら利用できる。
- 外国人観光客も利用できる。
使い方は、簡単で00000JAPANが発動された場所にいれば・・・
スマートフォンであれば
「Wi-Fi」→「ネットワーク一覧」→「00000JAPAN」を選択
「00000JAPAN」の取組みが総務省ウェブサイト掲載されました
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/public_wi-fi/freewifi_00000japan.html
00000JAPANは注意が必要!
00000JAPANは、無料開放された無線LANのため注意が必要です。
公式サイトでは、以下の注意喚起がされています。
「00000JAPAN」は、大規模災害や深刻な災害等の緊急時に、被災地で誰でも使えるという利便性を確保するため、通信の暗号化等セキュリティへの対応は行っていません。
「00000JAPAN」のご利用は、緊急時の安否確認や情報収集にとどめるとともに、やむを得ずIDやパスワード等個人情報の入力、金融系のサービス等他の用途でご利用の場合は、HTTPSやVPN等自らセキュリティ対策を行って頂くことをお勧めします。
引用:https://www.wlan-business.org/customer/introduction/feature/00000japanchui
00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)のまとめ
いかがでしたでしょうか。
震災などは、携帯電話がつながらないときは、慌てないようにしましょう。
救急車など命がかかわる連絡が優先です。
00000JAPANは、いのちをつなぐために無料で提供されるサービスです。
アプリは必要なく、Wi-Fiに接続機器であれば、誰でも利用できます。
ただ、セキュリティが確保されていないので、個人情報が必要な接続はさけるようにしましょう。